こんにちは!
ヒヨコ豆(@HiyoKomame_Dx)です🐤
今日は信頼される「学校の先生」に共通する3つの特徴についてお話します。
子どもに信頼されたい先生
保護者から信頼されたいコーチ
職場の同僚から信頼されたいあなた etc…
「学校の先生」だけでなく、どの仕事のみなさんにも参考になる部分があるかと思います。最後まで読んでいただけるとなまら嬉しいです!
子どもの人生を変える「学校の先生」
あなたには子どものころに影響を受けた大人がいますか?
成人になるまでの間、あなたの周りにはたくさんの大人がいます。しかし、あなたと深く関係する大人は、親以外あまり多くありません。
その点、「学校の先生」はあなたに影響を与える大人であると言えるでしょう。人生を変えた先生との出会いがあなたにはあるかもしれません。
(出典:スラムダンク)
あなたの人生を変えるほどの「学校の先生」に出会っていなくても、良い先生はいつまでも覚えているものです。そんな先生とあなたの間には"信頼関係"があったことでしょう。
信頼される先生には次の3つの共通点があります。
- 指導力が高い
- 人間性が素晴らしい
- 社会性が身についている
この3点について、さらに詳しくお話します。
指導力が高い
子どもたちが「学校の先生」と関わるおもな機会は次の3つがあります。
- 授業
- 部活
- ホームルーム
授業や部活は先生が生徒に"教える"時間です。生徒は「授業がわかりやすい or わかりにくい」「部活の指導ができる or できない」というように先生の「指導力」があるかないかを見極めます。
例えば、初めての授業は生徒も先生に興味があるので聞くでしょう。しかし、「わかりにくい授業」だと思うと聞かなくなり、やがて寝るようになります。
(出典:ドラえもん)
生徒が寝てしまうのは先生にも責任がある、と捉えましょう。先生としての経験が浅いうちは、指導力が低いのも仕方ありません。大切なのは、
授業も部活も良い指導ができるよう"学び続ける"
ということです。やらない理由を探さずに時間を作って行動しましょう。
人間性が素晴らしい
「人間性」とは人間が生まれたときからもつ"本質"のことです。人間性が素晴らしい先生の特徴は次の4つがあります。
- 相手を思いやることができる
- いつも感謝の気持ちがある
- 人の話に耳を傾けることができる
- 原因自分論で考えることができる
相手を思いやることができる
「どんな気持ちでいるか」「どんな言葉をかけたら嬉しいか」など相手の立場になって考えるには"思いやりの心"が必要です。
先生は「自分が正しい」「立場が上である」となりがちですが、人と人の関係は対等であるべきです。生徒・保護者・同僚の先生…周りの人へ思いやりの心を持ち、気配りや配慮を忘れずにいましょう。
いつも感謝の気持ちがある
人から何かしてもらうことは決して「当たり前」ではありません。相手に対して「ありがとう」という感謝の気持ちをもつことが大切です。
(出典:ONE PIECE)
「ありがとう」の語源は仏教に由来すると言われています。「有り難い」は「有ることが難しい」ということで、めったにないことを指します。人間に生まれることは、それほど喜ばなければならないことだとお釈迦さまが教え悟されているのです。
いつも「ありがとう」という気持ちをもって、それを言葉や態度で伝えることができるあなたでいましょう。
人の話に耳を傾けることができる
自分と異なる意見や、自分の考えを否定する言葉は聞きたくないものです。先生は「自分が正しい」となりがちですし、それを相手に伝えることに一生懸命になります。
人はみな生まれ育った環境が異なります。ものの見方も人それぞれですから、"価値観"や"考え方"が異なるのは「当たり前」なのです。生徒・保護者・同僚の先生…異なる意見に触れられることがあなたの考えをより良いものにしてくれると思えば、今までクレームだと感じた言葉もクレームではなくなるでしょう。 原因自分論で考えることができる
問題が起こったときに、自分が行動したことによって起こった原因のみを自分の原因であると認識する
物事がうまくいかないとき、人は原因を考えます。あなたはその原因を他人や環境のせいにしていませんか?会社や同僚のグチ、周りの人の悪口…そうするとあなたの気持ちは楽になるかもしれません。しかし、物事が好転することはないでしょう。
自己啓発本の名著『7つの習慣』に次のような言葉があります。
問題が外にあると考えるのであれば、その考えこそが問題である
(スティーブン・R・コヴィー)
これは「インサイド・アウト」という概念で、「自分が変わらなければ周囲も変化しない」という考え方です。「問題は自分の中に存在する」と考え、自分の成長のチャンスだととらえることで、真の成功へと繋がるでしょう。
ただし、「起こった問題のすべての原因は私にある」ととらえないよう注意しましょう。あなたが変えられるものにだけ、当てはめてみてください。
社会性が身についている
「社会性」とは広く社会に適用するために必要な"性質"です。他人と関わるために大切な基礎的な力ととらえることもできます。社会性が身についている先生は次のようなことが身についています。
- 時間・約束・ルールを守る
- 物を大切にし、清掃・整理整頓ができる
- あいさつ・返事ができる
- 嘘をつかない
時を守り、場を清め、礼を正す
(森信三)
この言葉は"学校教育の父"として知られる森信三氏が提唱した「職場再建の3原則」です。上記の内容を一つにまとめたものであり、ぜひ子どもたちに身につけて欲しいこととして私は生徒に伝えています。
先生は生徒のよき見本であるべきだと私は思います。生徒に身につけて欲しいことを、まずは先生が行動するべきでしょう。
まとめ
今日は信頼される「学校の先生」に共通する3つの特徴をお話しました。
- 指導力が高い
- 人間性が素晴らしい
- 社会性が身についている
最後に大切なことをお話します。
それは、"信頼"がこの3つのたし算ではなく、かけ算であるということです。
たし算であれば、どれかが欠けていても他で補うことができますが、かけ算なのでどれかがゼロやマイナスであれば信頼を失ってしまうのです。
信頼関係は仕事はもちろん、人生全てにおいてなまら大切です。あなたが大切な仲間たちと豊かで幸せな人生を送るために、いつも誠実であることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
読んでくださったあなたの心がスッと調いますように。
したっけね〜!