こんにちは!
ヒヨコ豆(@HiyoKomame_Dx)です🐤
今日はあなたの人生を豊かにする「時間単価」の考え方についてお話します。働いている全ての方の参考になる内容です。最後まで読んでいただけるとなまら嬉しいです!
ヒヨコ豆が正職員からアルバイトになったお話
私は6年前、自ら私立高校の専任(正職員)を辞めて非常勤講師(アルバイト)になりました(詳細はこちら)。結論を言うと、その決断は正しかったと思います。
金銭的には、
- ボーナスが0
- 月給から歩合給へ(授業のコマ数によって決まる)
- 社会保険等の補償無し
という3重苦…年収は半減です。日本の常識に当てはめると、考えられない行動だと感じるでしょう。しかし、私には迷いがありませんでした。
というのもありますが…苦笑 私には「やりたいこと」があり、それを形にしていくためにはどうしても専任では"時間"が足りなかったからです。私は手にする"お金"を一時的に手放して、自由に使える"時間"を手に入れました。
「時間単価」の考え方とは?
私が住んでいる北海道の「高校の先生(公立)」の給与は月給です。これを時給に換算すると、約1,766円になります。時給というのは1時間単位で決められている給与で、労働時間数に対して支払われます。
それに対し、時間単価は次のような考え方です。
自分の1時間の労働に対する価値。給与に対して、「仕事のために使っているすべての時間(労働時間・残業時間・通勤時間)」で算出した価値。
時間単価の場合、通勤時間も加えて考えるので、時給よりも金額は下がります。
専任の先生の場合、基本的に労働時間を増やしても給与は変わりません。年功序列で月給は徐々に上がっていきますが、これを時給に換算すると1年で約40〜50円であり、大きく増えることはありません。
非常勤の先生の場合、担当した授業や部活に対する対価として給与が支払われます。アルバイトの時給に近いと言えます。私の時給は授業が約3,000円、部活が約1,250円です。時間単価にすると約2,300円となり、同年代の専任より高くなるのです。
もちろん、ボーナスや社会保険等の補償がなくなるので一概には言えませんが、これらを解決する方法もあります。
「時間単価」の考え方で人生が豊かになる3つの理由
「時間単価」の考え方で人生が豊かになる理由は次の3つです。
- 自分の時間ができる
- 生産性を高めることができる
- 心と体が健康でいられる
自分の時間ができる
専任の学校の先生は最低平日週40時間働きます。みなさんご存知のとおり、先生はなまら労働時間が長く、平日の残業時間で2〜3時間、休日に部活の指導で半日(4時間)加えると、55〜60時間にもなります。通勤時間などを含めるとさらにこの時間は増えます。削るのは、睡眠時間や自分の時間…こうなるのは必然と言えるでしょう。
(出典:進撃の巨人)
それに対し、非常勤の私は授業が週18時間、部活の指導が週12時間で合わせて30時間です。もちろん、部活の指導時間はさらに増えることが多々あります…苦笑 しかし、部活の指導は「好きなこと」なので苦になりません。専任の半分の時間を働き、残りの時間を自由に使えます。残りの時間は学校に縛られることなく、家やカフェなど好きな場所で過ごせるのです。
1日24時間はすべての人に平等です。この時間をどのように過ごすかをデザインすることで、時間単価を上げることもできるでしょう。
生産性を高めることができる
「生産性」とは労働時間に対して成果がどれだけ得られたのかを指します。仕事を効率化すると、かかる労働時間は短縮するので、少しずつ生産性は上がります。また、仕事の質を上げることでも、生産性は上がります。
できた時間を活用して生産性を高めるには、例えば、次のような方法があります。
- 新たな知識・技術を身につける
- 人間性を高める教養を学ぶ
教科や部活の専門性を学ぶことはもちろん、経営や簿記について学んだり、プログラミングを身につけたりなど、異なるジャンルに触れることで世界が広がります。それらが元になって"副業"を始めたり、"転職"したりする可能性も出て、あなた自身の生産性を高めることができるでしょう。
私は、自分の時間を活用して、実際にブログをはじめました。また、同僚だった非常勤の先生の中には、プログラミングを学んで、IT関連の企業に転職した方がいます。
人間性を高めると、信頼が得られて人生が好転することも多くあります。本を読んだり、動画などから情報を得たり、人と話をしたり、人間性を高めるために必要な教養を学ぶ方法はいくらでもあります。身につけた教養は生産性を高めるのに必ず役立ちます。
心と体が健康でいられる
あなたの時間は生産性を高めること以外にも活用できます。例えば、家族と過ごす時間や趣味の時間、健康維持のために運動する時間などに使うことで、あなたの心と身体が健康でいられるでしょう。逆に、仕事量や労働時間を増やして収入を増やすと、あなたの時間が減るだけでなく、疲労やストレスで身体を壊してしまい、仕事すらできなくなるかもしれません。
まとめ
今日はあなたの人生を豊かにする「時間単価」の考え方と、その3つ理由についてお話しました。
自分の1時間の労働に対する価値。給与に対して、「仕事のために使っているすべての時間(労働時間・残業時間・通勤時間)」で算出した価値。
「時間単価」の考え方で人生が豊かになる理由は次の3つです。
- 自分の時間ができる
- 生産性を高めることができる
- 心と体が健康でいられる
1日24時間という限られた時間の中で、あなたの時間をつくりながら、収入を増やしていくためには、
あなたの時間単価を最大化する
しかありません。そのために、自分の時間単価を考え、本当に
あなたがやるべきこと・あなたにしかできないことに注力する
ことが大切です。
人生ほど素晴らしいものはない。
しかしながら、人生の自由を奪われないように守らなくてはならない。
自由は売っていません。自由は勝ち取るものです。
(世界一貧しい大統領 ホセ・ムヒカ)
大切なのは、あなたがかけがえのない仲間たちと豊かで幸せな人生を送ることです。あなたの人生が自由で最高に楽しいものであればなまら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
読んでくださったあなたの心がスッと調いますように。
したっけね〜!